大切な基本 ― 2009年10月23日 19時32分29秒
ヤマアカガエルは近年、減少傾向にあるとのことですが、私の住むこの地の山間ではしばしばみられます。湿地や水流の減少は私自身、たびたびこのブログでも言及しているところですが、私の知る限り、山の中やそのごく(ここが大事)近くではそれほどでも無いように思えます。ただの感じですので、正確なところはわかりません。通年で見かけますし、それも周辺域ですから、このあたりでは極端な変動を知ることはないのかもしれません。
壊すと元には戻らない、覆水盆に返らず、とは単にことわざとしてだけでなく、現実に起こる、あるいは起こった取り返しのつかない結果に対して次回はもうない、と強く戒める意味でも大切です。昨日の「科捜研の女」(BS朝日)でもマリ子がのたもうたように、『無くしてから、大事なことに気づくのでは、遅すぎます』。あまりに、環境の破壊は進みすぎています。カエルの減少しかり、です。車が増えたから道路を造る、それは根本的に誤りです。そのためにどれだけの命が奪われたでしょうか。
後から、『そんなことになるなんて、わからなかった』では済まないことも実に多いのです。その過ちをおかさないためにこそ、私たちは歴史を記述し、社会に警鐘を鳴らし、学術を振興し、何より、小さな頃から、有形無形に教育を施すのです。いうまでもなく、教育に失敗は許されません。あれは間違いだった、というのはたやすいことです。でも、それではやり直しがきかないのです。失ったものは元には決して、戻りません。ましてや、計画的に、あるいは、暴力的に奪うなど、絶対に許されません。コメント
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