環境を映す鏡／緑の眼

昨日の面接の結果、きょう、採用の通知を電話で受けました。まあ、喜ばしいのは確かではあるのですが、賃金や期間、雇用形態を考えるとないよりまし、という程度でしょうか。この雇用期間中に正規の無期限雇用を目指さねばなりません。冬を前にして、一息つけたのですがその先を思うとやはり、憂鬱です。

1000m近ければリンドウは10月かかりに咲くのですが、この地域では低山ゆえ、ようやっとつぼみです。陽当たりも決してよくないため、色合いも薄めです。写真ではその鮮やかな青紫を出しにくく、ちょっとピンぼけ気味でもひとつですが、いよいよ秋の色も濃くなる時季です。数日中に東の山にもいきたいと思います。

憲法に保障されているのは国家による権利のことだけではありません。何より、条文や前文にあるように、私たち自身による「不断の努力」や歴史的な「権利のための闘争」 (Kampf um Recht) の血のにじむような闘いで勝ち取ってきたように立ち向かい戦う姿勢と気概と行動と強い意志が必要です。これはまた、誰かが誰かの権利を侵害・蹂躙・否定するとき何より、誰もがその侵害者や当然の生きる権利を認知できない輩に対して対峙し戒め、変えていく行為を求めているのです。とくに、あらゆる弱者に対する横暴や強要は絶対に認めてはなりません。