平和を希求する方途2009年10月11日 19時55分11秒

オオセンチコガネとセンチコガネ
さわやかな秋晴れの空の下、その陽気に誘われたか、オオセンチコガネ(これは約20mm)とセンチコガネ(17mmほど)が同じ道に現れました。行こうか戻ろうか、向きを変えようか、戸惑いながら右往左往しているかのようなのろのろ歩きで、時折とまってはなにやら考え事をしているかのように空を見上げてじっとするのです。普段は、周りは田んぼだらけとはいえ、アスファルトの農道などには出てこない彼らですが、飛べばいいものをどうして歩くのか、どう見ても不可思議です。

岡田外相がアフガニスタンを訪問したとか。復興支援の継続や強化を謳う鳩山政権ですが、実際にどういった働きや貢献ができるのか、先だっての(以前の記事でも触れましたが)ペシャワール会の若者の誘拐・殺害事件もあり、個人的にはかなり心配です。軍事的な展開はしない日本でしかも人道支援で成果を上げ信頼をうけている人たちですらそういった目にあう不安定で「危険」な彼の地に対しもっと別の形態やその現状を変えうる支援ができないか、そのヒントでも岡田外相は掴んでほしいものです。ほんとうに。

広島と長崎が共同でオリンピック開催を目指すといいます。日本人の一人としては基本的に賛成ですが、財政的な問題と2都市開催の可否、また、その主目的の核廃絶と平和のシンボルをどう具現化するのか、課題はあり、また、そのハードルも高そうです。でも、東京よりははるかに望みがあると思います。その宣言でもオバマ大統領の先を行き、その願いと理想を実現するためにも「のろし」的な効果はありそうです。復興の象徴だった1964年の東京オリンピックとは異なり、これからの時代を先取りする、未来志向の大会開催は日本だからできる、広島と長崎だから言える、そんな強く前向きの祭典としたいものです。