もっとはっきりと、菅さん2011年07月14日 11時21分26秒

河原のコチドリ
けさはコチドリが2羽いました。つがいかどうかはわかりませんが、一方は写真のように河原に、あと一羽は川縁に啼いていました。同じ方向に飛び去り、山の方に消えました。たぶん、昨日はわたしが見逃していたのでしょう。しばらくはとどまっていそうです。

菅首相は曖昧な表現ながら、脱原発を打ち出しました。そりゃそうでしょう。一向に収束されない福島の現状を知れば誰しも、決して格好をつけるのでも、首相としての「実績」ほしさでもない、実感からの発言だったはずです。電力不足だとか、ごちゃごちゃ言っている場合ではありません。とにもかくにもまず、止める。そして同時にやりくりしながら別の方途を探っていく。これは当然の成り行きです。原発難民、ふるさと棄民を生み出すのは最初で最後にしなければなりません。

どうせやめろの合唱の中にいるのですから、堂々と、大声ではっきりといいましょうよ、菅さん。今更遠慮など不要です。浜岡を止めたのは賞賛されました。花道を飾るのにもってこいです。そして、精一杯延命策を講じましょう。いえ、粘りましょう。誰がなんと言おうと。誰がなろうとおなじです。もちろん、自民党など願い下げです。ですから、はっきりと主張しましょう、菅さん。変かもしれませんが、期待していますよ。

コメント

_ 奔放な旅人 ― 2011年07月14日 14時42分00秒

こんにちは。

脱原発は情勢の流れですが、彼の場合はその場しのぎで思い付きです。
原発に代わる電力の安定供給に触れていない、いや触れたくても
知識がないから触れないと言うのが本音かも知れません。
自然エネルギーの太陽光発電や風力発電の場合、安定していませんし、
コストが掛かりすぎます。
彼の今までの行動や発言から、単なる思い付きであり、それで支持率が
上がればと言う色気もあるのでしょう。
今は脱原発ではなく、減原発の方向にしないと電力不足が加速し、
日本の経済は滅茶苦茶になります。

_ 緑の眼 ― 2011年07月15日 10時47分02秒

コメントありがとうございます。

確かにそういう面もあるのかな、とは感じています。ただ、以前からそういった発言をなさっていたので、原子力村や経産省の抵抗にあらがうところも世の中の意見や大勢に合致していてむしろ多くの国民から歓迎されるはずですし、それなりに辛抱や工夫で乗り切る気持ちになると信じます。
漸次、減らしながら新たに代替エネルギーをというのも現実的だとも思えます。ただ、コストはやはり原発は途方も無い、といえます。

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