環境を映す鏡／緑の眼

城山の山頂付近はもう紅葉が始まっています。まだ色づきは薄いのですが、秋の終わりの紅葉の季節です。でも、暖かさもまだ残っています。いえ、なお暖かなのです。歩くと汗ばみます。

弱いものいじめは人間として最低です。そんな行為に及んでいても何も感じないくずに生きる権利などありません。自らの欲求や不満や至らなさのはけ口として、あるいは身勝手な思いこみの歯止めのない愚かさとして、ひとりの何もできない人間に対して、とくにまた、数を頼んで行いまた繰り返す暴力暴言蹂躙に私たちは絶対に従ってはなりませんし、受け入れてもなりません。決して、そんな連中を許してはなりません。弱いひとりの無抵抗な人間をよってたかって排撃し、自由どころか、明日をも奪う行為やその元となっている幼さ、愚かさ、醜さ、卑しさを正当化など絶対にしてはなりません。

ヒトは隷属しないからこそ、人間になります。暴力や抑圧、拷問（身体的・精神的にも）に対して抵抗し、反逆し、撥ね付けることこそ、人間の証です。私たちは、ひとりひとり、人間にならねばなりません。