ナガサキアゲハ飛来す2006年09月21日 20時57分57秒

落ちてきたタマムシ
NHKでも伝えられていましたが、地球温暖化で日本国内の気候もへんかしてきたせいか、チョウの分布が変わっているとのこと、その典型として、ナガサキアゲハがあげられています。単に気温の上昇のみにその原因を求めるのには批判もあるようですが、小気候を考えると納得できる点が多くあります。

それで、きょう、思いもかけず、うちの裏の畑にナガサキアゲハがやってきたのです。夏みかんの木があるのですが、そのあたりをうろうろしていて、あわててカメラを取りにはいり、戻ったらもうどこかに飛んでしまっていました。残念です。ですが、尾のないところ、黒障子のような羽の模様、全体に丸みがあることなど、その特徴は間違いなく、そうでした。

翻って、写真の玉虫(タマムシ)は最近では逆の意味で珍しいのです。かつてはよく林にいましたが、あれてきたせいか、はたまた、木々の変化のせいか、あるいはまた気候のせいか、どちらかというと冷涼な気候にはいっていたこの地、少なくなってきたのはなぜでしょうか。実際、今日も昼間は25℃を超え、暑ささえ感じるのです。ナガサキアゲハはまだまだ、北限をのばしそうです。

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