秋のはじまりの終わり2006年09月23日 20時50分22秒

ナツアカネのメス
一段と秋風も温度を下げてきていて、けさは17℃を下回っていました。昼もそれほど気温は上がらず、動かないでいると寒いくらいでした。実際、歩いていても背中以外は汗などかかず、気持ちのいいお彼岸です。

それなのに、まだアキアカネは降りてきてくれません。いるのはナツアカネばかり。雄はその真っ赤な顔と胴体でよくわかります。一緒にいるのが雌で比較してみると数が少ないのです。アンバランスという感じですが、性比は通常、どのくらいなのでしょうか。

コシヒカリも刈られて、後は晩稲を残すのみ、稲藁の臭いとどこかの火炊きの香ばしい香りで秋はこれから、です。こういった風景と稲刈りの光景がマッチしているのもまた、秋です。この情景はいつまでつづくのでしょうか。願っても消えるとしたら、それは恐ろしい光景でしょう。