ミンミンゼミの夏 ― 2006年09月04日 20時21分13秒
まだまだ彼らの夏は終わりません。そして、きょうからまた、暑さがぶり返したようです。でもこの暑さは置きみやげ、といった風ではないようです。アメリカから来たハリケーンのなれの果てが台風になって接近し、熱を運んできた、というのですから、尋常ではないのです。
誰しも(私だけか!?)、なぜこう暑い時を選んで蝉たちは「鳴く」のでしょう。 なぜ、5年も6年も地中で過ごしていて、夏の暑さをわざわざ選んだりするのでしょうか。カナカナと朝夕に過ごすヒグラシも山に入れば真っ昼間に一斉に「声」をあげています。どうして、この季節でないとだめなのでしょうか。
ミンミンゼミは涼しくなると同時に静かになりますが、暑くなり出すとそれとばかりに力を込めてミイーン、ミイーンと騒ぎ出します。彼らの声こそ、夏を、暑さをもたらす何か、を私たちに伝えようとしているようにも思えます。それが恐ろしい警告だったとしても。コメント
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