ヒルザキツキミソウ2007年06月13日 22時06分59秒

一輪だけのヒルザキツキミソウ
帰り道、ふと脇を見やって見つけたのはヒルザキツキミソウでした。これは、普通のツキミソウと違って、昼間に咲きますから、却って目につきます。そこかしこで植えられているのはよく目にしますが、ひょっこり、何でもない家の全く人気のない場所にあるとこれは、と思ってしまいます。

きっと、ツキミソウを昼間に見たい、という欲求から品種改良されてできたのでしょうけど、野生化しているのもあり、これもその一段階とおぼしき存在です。もうすでに人手を介さない、自生的な生長をしているはずですから、広がりこそすれ、絶えることも、レッドデータブックに載ることもないでしょう。

オカトラノオの群落が別の離れた場所で見つかりました。昨日の背の高いほかの草本で見えなかったのですが、数十以上の花穂が見て取れます。地下茎で広がるとか(よく知りません)、ならば却って、この種は増えやすいのかもしれません。