日曜日のバス2006年10月15日 20時34分17秒

とある町にある試験のために出向きました。今日は日曜日で市内バスは本数が少なく、朝早く着いていたのですが、だいぶ待ちました。バスの停留所に来たときは数人しか待っていなかったのですが、時間とともにその増えること。一台に乗れるんかしらん、と不安になりました。

30分ほど待ってやってきたバス。押し合いへし合い乗り込む客。高校生やなんかがまた多かったのです。いいのですが、ぎゅうぎゅう詰めです。バスの運転手曰く、『もっと詰めて乗ってください。前に来てください。今日は日曜で30分に一本しかないので…』、その言い方がまたせつないというか、哀願するような声でおっしゃるので、『あんな言い方をされると…』とある客が「困って」いました。

それでもなんとか、もたもたすし詰めの客を乗せて走り出し、一応、目的地まで無事運んでくれました。確かに、乗っている客よりも、このくそいい天気の日曜日に運転させられ、一日回っている彼、運転手にとっては「お願いだから…」と言いたくなるような気分なのでしょう。それでも、どこか、のどかさと温かさを感じる今朝のバスでした。