美しさを感じる秋の日2006年10月09日 21時00分14秒

秋の陽に輝くススキ
山の先の麓ではススキが満開で数種類のそれらが緩やかな北風に揺れていました。午後の明るい日差しに輝くさまは紅葉のそれとも決して劣らずきれいです。低山からの一帯は彩りはまだ先ですがそれを補ってあまりある美しさです。

よく歩いてやっとしっとりと汗ばむ程度の陽気で、歩行にはもってこいの午後でした。緑もいつも以上にきらめいていて、さわやかな揺らぎとともに気持ちのよい空気を運んでくれているようです。きょうはそこかしこになぜか、カマキリが出没していて、寄ってみてじっと見つめると彼らもまた、三角の頭を向けてじっと見上げるのです。ひるみそうになります。

北の地の愚かさとはまるで正反対の列島の秋は真っ盛りとなりつつあります。どこかの大学教授がいってましたが、かの国はかつての日本のように、突き進むことだけを植え付けているようです。でも昔の日本と違うのは、今度は原子爆弾を抱え、いざとなればそれを打ち込むことが可能なことです。破滅的な行為に出る前に、なんとかして止めなければなりません。