Windows7RC 導入やめた2009年05月17日 20時35分00秒

Windows7起動背景
今はWindowsXP(x64)を使い続けているのですが、今度出たWindows7の製品候補版(RC, Release Candidate)を試しに入れてみました。でも、結果は最悪でした。音はなるのですが(SoundBlaster X-Fi)、肝心のTVキャプチャができません。一応、インストールもできましたが、アプリケーションとして立ち上がりません。他の人のブログでは、私の使っている、MTVX-SHF は使えたとあり、期待したのですが、どうも、x64(64ビット)ではうまくないようです。

起動も速く動作もさくさくとしていてルックアンドフィールもいいのでかなり残念です。おまけに、ブート画面も編集できず、EasyBCDではうまくいきませんでした。XPとは別のハードディスクのパーティションに入れてみたのですが、このXPのパーティションを認識せず、相互のやりとりができません。これでは移行にも問題を生じますし、切り替えも容易ではありません。従って、完全にXPに戻しました(CDからブートし、回復コンソールで fixmbr; fixboot としたわけです)。

以前に Vista に変わってからカノープスのMTVXシリーズはだめになり、操作上も好ましくない場面ややたら多い確認ダイアログなど、もちろん、動作ののろさ重さもあり、使わなかったのですが、そういった改悪の改善や組戻しが為されなかったのは残念でしかたありません。とにかく、負の面が多すぎます。マイクロソフトは方向性を見誤っているとしか思えません。

静かな休日2009年02月11日 19時58分25秒

飛び立つウミネコ
晴れていた朝は次第に曇り、ときおり小雨となりながらも存外、もって洗濯物も乾くような天候でした。実際、晴れ間も日の光もあり、冬そのものの時雨でもない、どちらかというと春に近いような変化の一日だったようです。午後3時を少し過ぎたあたりから雷も鳴り出し、さぁーっと雨の降る、それでいてそんなに寒くない気候です。

午後すぐに、やはりLinuxはSlackwareに限る、とインストールして日本語環境をいれたのは、64ビットのSlamd64です。注意すべきは、LC_ALLで、これにja_JP.eucJP もしくは ja_JP.utf8 を指定しないとあとの設定でも日本語入力ができないことです。今までは、LANG でOKだったのですが、なぜか効かなくなりました。scim+anthy では、

/etc/profile

export LC_ALL="ja_JP.eucJP"
export LANG="ja_JP.eucJP"
export XMODIFIERS="@im=SCIM"
export GTK_IM_MODULE=scim

/home/.xinitrc

scim -d

あとはSCIMの設定パネルで適宜キーとAnthyにチェックをいれるだけです。

北よりの風ながら、海も穏やかで、ウミネコが群れていて、浅瀬でなにやら食っているようすでした。でもまだ今のうちだけで、また今週末あたりから寒く冬に戻るようで(信じてませんが)、本当の春が待ち遠しい日々が続きます。

*** CLICK で少し拡大します。***

OpenBSD/amd64 日本語入力やっと2006年09月19日 21時09分19秒

先日来(もう10日ほどになるか)、OpenBSD/amd64(64ビット)での環境構築のとっかかりで格闘していて、今日、やっと日本語入力ができるようになりました。Anthy+uim です。

パッケージではCannaとWnn+kinput2 ですが、これが、4.0-snapshot ではうまくいかないのと、ほかがそのままではまたうまくコンパイルできないのです。主たる原因はライブラリのリンクの失敗にあったのですが、これは

# ./configure CCFLAGS=-I/usr/local/include
CPPFLAGS=-I/usr/local/include
LDFLAGS=-L/usr/local/lib
で解決できました。LD_LIBRARY_PATH の設定は効かないのです。なぜかはよくわかりません。また、SCIMやSCIM-Anthyは失敗します。im-ja も変換時の候補選択で無限ループに陥ります。で、成功したのはAnthy+uim だったというわけです。

成功したのはしかし、GENERIC.MP #967(17 September) で、これ以前はできませんでした。まだ 4.0 のテスト段階ですから仕方ないのですが、XのWMを含め、不安定さはまだ解消されていません。

BSD/amd64 の障害リスト2006年09月16日 21時21分15秒

FreeBSD : 6.1-Release

  • SMP カーネルだが正しく認識されない
  • SoundBlaster Audigy2ZS の動作不能

NetBSD : 3.0.1

  • SATA(Serial ATA)のディスクを無理に読もうとして無限ループに陥る

OpenBSD : 3.9

  • SMP(bsd.mp)でSATA(SerialATA)で timeout        
  • 日本語入力がどうやってもできない(コンパイルエラー、その他)

きょうは雨はちょっとぬれるかな、という程度で降水量として 1mm あったかどうか、が昼間の天候でした。事象としては降水とはいえなかったと思います。

異様な暑さ、なぜ2006年09月09日 21時02分36秒

きのうの午後からまた暑くなってきましたが、今日はさらに異常に気温が上がりました。午後3時でもなお、34℃ほど。せっかく涼しくなりかけて、秋も歩き始めたか、と喜んでいたのに、どうしてこうも、暑さがのさばるのでしょう。

強い南風がむっとくる熱風で吹き込んできます。どこか、変です。ますます、亜熱帯化しつつあるようにいつまでもこのような暑さが続くのはどう控えめに考えても異様な環境です。「例年」と比べて、ではなく、本来考え得る気候を標準として、です。人の心もむしばまれます。

MPUは比較的発熱の少ないデュアルコアのものを使っていますが、それとて、熱源となりますから、控えめに、とは思うのですが、一度起動してしまうと始終使う折からあまりCool&Quietも効きません。関係ないですが、BSD系列のOSでSMPのカーネルを使うとパニックとなり先に進みません。RedHat/FedoreCore系列も同様です。実装に問題あり、でしょうか。

巫女ぐにょリヌクス(MIKO Gnyo Linux)インストールメモ(2)(終)2006年08月31日 20時55分57秒

草原の中の猫くさ~い
パール(Perl)スクリプト、/usr/local/sbin/miko_install.pl でマウントエラーになるのは、すでに、起動して /mnt/MIKO 以下に -t squashfs -o loop でマウントされて展開されているからです。それはともかく、

障害と問題

  • 設定の保存が相変わらず、USB Storage でないとできない。
  • 壁紙が後で入れても再起動で消えるため設定できない。
  • タイムゾーンがUTC(GMT)のまま。
  • CD-ROM・DVDがマウントできない。
  • そのほか多数。

実際問題として、DVDブートのLINUXとしては一応、使えるのですが、それとて、アプリケーションなどの起動が遅い、vi などのエディタが特に遅くいらいらする、などの障害が多く、ちょっと苦しく、見かけ以外はどうかと思うのです。

Debian/GNU Linux そのままなら、もっといじりがいがあるのですが、特化していて使いづらいです。将来に期待、といったところですか。

そんなわけで別のディストリビューションに変えることにしました。にゃんこにも疑念を抱かれたところですし。

巫女ぐにょリヌクス(MIKO Gnyo Linux)インストールメモ(1)2006年08月27日 21時09分37秒

夕日 8月27日
(沈む夏の終わりの夕日遠望)

計算機環境をときどき変えています。そのちょっとした備忘録代わりにもつけておきます。

最近、新バージョン3.0が出た巫女ぐにょ リヌクス (リナックス、ではない!) をハードディスクにインストールしたときのメモです。もともと、これはCD/DVDからブートしてそのまま使えることで重宝されているLINUXです(Knoppixが代表として有名)。これをハードディスクでパーティションを切って入れています。

3.0では1008MBあるのでDVDですが、立ち上げてからHDDインストールスクリプト(Perl)を使おうとすると、エラーになります(場所は、/usr/local/sbin/miko_install.pl)。スクリプト内のsystem("………")での後ろのダブルクウォーテーションが抜けているためです。でも、これを補ってしてもやはり、0デバイスがない、とか、マウントできない、などとエラーとなり、うまくいきません。grub-install もhelpのみです。

結局、最初にとにかく使えるようにできたのは、クノピックス(Knoppix)のスクリプトと同様、以下の通りでした。

$ su
PASSWORD: (miko、です)
# cd /mnt/MIKO
# cp -axrv * /(マウントしたパーティション)
(ここで -v (verbose) にしないと不安に駆られます)
# grub-install --root-directory=/boot /(マウントしたパーティション)
(MBR に入れてもかまわなければ最初のディスク)
または、
# chroot /(マウントしたパーティション)
# cd etc
# vi lilo.conf
(適切に編集)
# lilo
# exit
………
# reboot

起動後、/etc/X11 に移って、xorg.conf を編集して合うようにします。ここではフレームバッファが使えなくなっています。

直すと次回からは起動していきなり、X が立ち上がります。きょうはここまで。