暑いくらいの春は ― 2009年04月12日 16時49分17秒
もう、汗ばむ以上の陽気で、26℃をこえる夏日、まだ4月の半ばだというのにどうなんでしょうか。桜も満開、山桜はこのあたりはすでに散り始め、あとは八重桜を待つのみか、というほどの暖かさ、これもまた、不安定な冬を過ぎてなお不安を残す春、この先が思いやられます。
思い焦がれて過ごした早春、期待を込めたこの4月、何も得られないままに過ぎていく時間。どうしていったか、どうしてくれようか、どうすればいいのか、どう・・・・・。いつもそんな思いばかりの毎日に救いはあるのでしょうか。ただ幸福と幸運を祈るのみです。散り始めた桜 ― 2009年04月13日 20時28分41秒
朝はかわいらしい小学生の集団を見ながら、帰りは桜を眺めつつ、そんな4月の暖かな風景も次第に曇っていきます。世の中、曇り空こそ似合うような、そんな雰囲気だけが強く感じられるこの頃ですから、くぐもったような光景や振る舞いだけは許すまじ、と思うのです。いい加減な政治家の言動を見聞きするにつけ、そういう気持ちになります。
散ってしまった後に事実が浮き彫りになり、真実が逆に曇らずにあからさまにされうるように私たちは声を上げ、見逃さない姿勢を示さねばなりません。これから、ではなく、今こそ、ほんとうの厳しさを命を守る心を持って示さなければなりません。新緑、晴天、桜色 ― 2009年04月19日 20時10分48秒
山の道すがら、低空飛行をしていた蝶、エゾスジグロシロチョウはふらふらと飛び去ってもなおその柔らかな色合いで春を告げているようでした。トンボも現れ始めていて、新緑も始まったばかり、山の色は萌葱色で桜の薄桃色が溶け込んで美しさを実感できる春そのものでした。
うつろう季節の中でもなおこの社会はうつろで陰のある先行き不安な日々のままならぬ毎日にまだあしたを夢見て私も、他の心ある人たちも生きて、生き続けているのです。このまま終わらせるわけにはまいりません。なぜ草なぎ氏を逮捕したのか ― 2009年04月23日 22時31分52秒
これは犯罪でしょうか。真夜中の公園にいて、どうして公然わいせつなのでしょうか。誰が見るのですか。そんなことを通報する暇があったら、服を着せなさいよ。水かウーロン茶でも飲ませなさいよ。どこか屋根のあるところに寝かせてあげなさいよ。NHKもNHKです。大々的に、トップニュースで報道すべき話でしょうか。まるで逮捕されて当然であるかのように無批判に伝えるのは公共放送の役目でしょうか。本来なら、疑問を差し挟むべきです。批判的にこの逮捕やその前後、経緯を検証すべきです。報道の取るべき態度ではありません。警察のすべきことではありません。
有名人だから、人権はどうでもいいのでしょうか。この程度でどうして検察庁にまで送られるほどに懲らしめられなければならないのでしょうか。例によって、一罰百戒でしょうか。見せしめでしょうか。明らかに、恣意的な臭いがします。重大な犯罪ではありません。もっと探るべき、捕らえるべき者たちが他にいくらでもいるはずです。彼がかわいそうです。私たちはただ鵜呑みにしたりそのまま「自覚せよ」とか言ったりするのではなく、彼を擁護すべきです。変です。あまりに、やり方も方向も間違っています。私たちも声を上げるべきです。
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