夕暮れの風景2013年09月10日 19時18分45秒

輸送機?
早い帰りで外を歩く、この習慣と時間を守りたいと思うのです。これから秋はすすみ、急速に暗くなるこの時期、まだ夏の名残の時のたなびく風景の中にいたい、と思うのです。少しまた暑く、道路の電光掲示板では29℃を示し、緩やかな日の落ちる、決して暑くてたまらぬほどでもない道々には様々な風景の溶け落ちる流れがあるのです。

三日月の南西の空、ふと見上げると東からの航空機でした。今頃、こんな土地には飛んでくるはずもない飛行機です。写真からも分かるように、国籍不明、灰色、わずかな灯火、低空、と(まあ、外国のではないのは分かりますけど)怪しげな飛行です。近いせいか、結構大きく見えたので自衛隊かどこかかも、とは想像しますが、果たしてどこの、どういった目的のかは不明です。

下の川をみれば、アオサギ3羽、コサギ1羽、縄張り争いでもしているかのようなやり合いのあとはなんにも残りません。行き交う自動車の傍には自転車(例外なく)の通りがあります。歩く人などほとんどいません。次第に薄暗くなる山々のシルエットを背景に降りてきた町には人声のない電灯の光の照明が静かにわたしを迎えていたのでした。

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