静かな湖2011年02月27日 16時40分10秒

ハジロカイツブリ
朝からきょうは暖かく、歩いていると汗ばむほどでした。15℃を超えたようで、雲は多めながらもかなり晴れていて、春も確実に歩み始めたようです。湖畔の梅林はすでに満開に近く、根元にもオオイヌノフグリやハコベが花を咲かせています。湖面はとても静かで、カモたちも実に静かに浮かんでいました。今の季節、端境期なのか、数はそれほどでもなく、種類も少なめでした。ここ数週間のことです。

私たちは現実に目にする意味のある事象や確かな約束によって行動します。それはいうまでもなく、先に何かが示され、それによって起こったものごとや事物をその始まりとします。そうでないものは因果律に反していて、自然には生じません。ちょうど、氷で水から湯にすることができないのと同じです。ましてや、空疎なことばを信じることなどあり得ません。

ものごとに取り組み、前進させ、明日を創っていく、そんな私たちの生きる営みそのものを私たちは決して自ら放棄してはなりません。何より、道理に従い、自然に為すように行うのです。この日本の社会の衰退や崩壊に結びつくようなことはしてはなりません。