ブログの自由2010年12月06日 21時28分48秒

原子炉格納容器
あたりまえのことですが、基本的にブログやホームページにおいて誰が何を記述しようと自由です。どのような意見や主張、議論をしようともこの日本においてはとがめ立てされることもありません。もちろん、名誉毀損や著しく品位を欠き、公序良俗に反する内容や犯罪に至る事柄などは許されません。そうでなければ、日本国憲法を持ち出すまでもなく、言論の自由、思想信条の自由、表現の自由、良心の自由などは現代の民主主義社会において認められた人間としての基本的権利です。

またそれ以前に、ブログやホームページを開設し、記事やウェブサイトとして記述する行為自体に何ら非難はもちろん、いつ、どんな場合にどのような形態であれ、掲載したり修正や追加、削除や転載などおよそあらゆる編集作成に制限も束縛もあってはなりません。どこのだれであろうとも、そのひとの行為に口出しすることすら、本来、前述の犯罪行為や許容されない行為以外ならばしてはならないことです。

こんなあたりまえのことをなぜ、ともしお読みくださる方がお思いでしたら、さまざまに抑圧されあるいは脅迫や侵害行為に悩んだり困っている人たちを想像していただけるとおわかりになるかと思います。現実に、それこそ決して許されない行為として人々が認識できていることを私たちは前提としているのです。これは私たちの社会において暗黙裡に、そして先に示しているように基本的に明文化されていることでもあることをいまさらですが、すべての人たちが共有する基本的な価値観として改めて知っておいてほしいと思うのです。ここは現代の日本です。アフリカでもアラブでもロシアでもカザフスタンでもビルマでも北朝鮮でも中国でもありません。ほんとうに、あたりまえのことなのです。

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