環境を映す鏡／緑の眼

きょうは冬型の気圧配置になったせいで、天候自体は悪くなかったのですが（いちおう、晴れときどき曇り）、ひどい強風で歩くのも戻るのも力のいる外でした。冷たさはそれほどでもなかったのですが、帽子が風に引っ張られて顎紐が苦しいこと。それでも山に入ると静かなものでした（北の山）。

途中の道すがら、田んぼに置かれているモミガラが風にあおられ、吹き上げられて飛び、道路を滑るのです。うねるように、巻くようにさぁーっと道筋に沿って走っていく様はなかなかのものです。気温17℃ほど、風に奪われて体感温度は低下します。それでもまだ気持ちよさのようが優っています。

写真で（クリックして拡大するといいです）巻き上げられているのがわかると思います。そうして、道路の上のもみがらも浮いています。私まで浮き上がっていくような錯覚にさえとらわれてしまいます。そんな、土曜の午後でした。