ノビタキの午後2007年10月14日 21時28分55秒

見返り美人のノビタキのメス
メスばかりが田園地帯を飛び回ります。きょうの午後は曇り空ながら時折陽射しもあるちょうどいい気候でした。オスが見当たらず、なぜかメスばかり、見かけただけでも6羽はいました。それも数ヘクタールの狭い範囲です。

春は逆にオスばかりが目立ちます。これもまた、奇妙なアンバランスです。春はしかしメスも必ずいましたから、秋の偏りは特異的ともいえるのです。特徴的な草渡り、横どまり、どれも雌雄の区別とはなりません。

稲刈りの終わった田んぼや畦にはもう高く草が繁っていますから、彼女らにとっては楽しい空間なのでしょう。見ているとその気持ちよさとすがすがしさに加えて、その自由さと幸せな移動の時間がうらやましくなります。飛びたい気分、いつもあります。もっと自由を!