開いたモンシロチョウ ― 2007年10月12日 21時36分34秒
めずらしくもなんともありませんが、モンシロチョウが翅を広げてとまっていました。普通、花やなんかにとまるときはたいてい、閉じていますし、せいぜい、パタパタ小さい角度で開閉を繰り返す程度ですから、今日のこのじっとしている(ときどき動かす)翅をいっぱいに開いている姿は意外と新鮮でした。
気温はというと、昼の気温でも22℃ほどで、もはや暑さとはいえない程度まで下がってきていますし、朝夕は15度を下回るほどで、チョウにとっては適温かもしれません。事実、ツマグロヒョウモンは雄雌ともに活発で、ヒメアカタテハ(今年は異常に多い)は道路の常連です。モンキチョウもキチョウも見かけることも増えていて、活動的な温度だといえます。
そんな中で、この一頭、翅を広げていること自体私から見るとかなり珍しく(ほかのチョウの様子と比較して)その横長の姿形は緑の中でも目を引く存在です。絵にかくといかにも、という感じで信じてもらえないような構図でしょう。そんな個々の形態・態様には必ず意味があり、その理由があるはずです。他が活動的なのを見ると、何らかの疲労や弱体化が原因と考えてしまいます。道路の近くであることもまた、衝突による障害かも、と思われる所さえあるでしょう。コメント
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