立冬を過ぎても2010年11月08日 21時09分11秒

アオジのオス
昨日は立冬でした。でもとても暖かく、汗をかくほどで、この冬は平年並みだとかいう気象情報はまた偽りだと思わせます。今日も朝から暖かく、俄雨のような降雨もすぐにきえてなくなった朝でした。近く、寒気が降りてくるという予報はあたるのでしょうか。それもまた一時的な「現象」となって終わるのでしょうか。

生き物たちはその気候に適応しかけているのでしょうか。最近は打って変わって増えつつあるように思われます。いつもの海岸裏ではカシラダカの群れがやってきましたし、写真のアオジも現れました。鴫の類も写真は撮れませんでしたが飛んできています。サギもコサギ、チュウサギを中心に数が増えています。けものたちも報道で喧しいように出没情報や実際に出現する(人目に付く)回数が増えています。まあ、これはしかし、人工的な環境の広範化と自然環境の分断化などにもよりますし。この地域ではまた新たな自動車道の建設工事で山の破壊が進んでいますから。

日本とその周辺もまだ冬の閉じこもりにはほど遠いようで、中国の傍若無人な横暴・振る舞いやロシアの泥足による踏みにじりの正当化、ビルマでの日本人取材陣の受難、などなど、事件はとどまることを知りません。そして、政府も民主党も検察も対処を知りません。とても雪の降る騒ぎではないのです。活発な生き物たちの活動はこの冬の気候を示唆しているように思えてなりません。善し悪しは(たぶん、「平年」でないのは好ましくはないのでしょうけど)別として、暖冬であってほしい、と密かに祈っています。私は雪も暗い冬も嫌いです。

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