近づくクリスマス ― 2013年12月17日 20時52分43秒
夕暮れのウォーキングの一番の楽しみは最近はこのイルミネーションです。小学校の前庭にあるのですが、こどもたちが返った後におそらく点灯されるこの明かりはしかし、誰のためなのでしょうか。行き交う人もほとんど無く、近くの道路からは見えますが、運転中にはみられはしません。でもたまに、わたしのようなのんき者がその明かりを見つめて喜ぶのです。寒く暗い空の下、鮮やかな彩りは少し暖かな気分にさせてくれます。
キリスト教の習慣に過ぎないクリスマス、仏教徒のわたしにとり取り立てて何かを祝うものでもありませんが、商業ベースのことどもとは異なり、返った後も子供達のためにあるようで、なにかしら、ほっと、そして、希望を映すかのような光景です。先月から、1ヶ月も灯る光はそんな社会の灯火として、暗いこの世の中にひとときの明かりを暖かに見せてくれる造形です。通る人、見る人により、その思いはさまざまでしょう。そこにまた、明日への仄かな慈しみに満ちた光に新たな気持ちをいだかせてくれるものです。
辛く、悲しく、それでいて、いえ、だからこそ、将来への希望と願いと想いを胸に、歩く時を大切にしていきたいのです。少しずつ、前に進むために。コメント
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