確かな事実と主張を~対・中国2012年09月17日 07時56分42秒

トリカブト
このところトップニュースにでる中国国内の反日暴動の様子を見るにつけ、そして中国政府や国営放送の喧伝と報道の一方性を知るにつけ、その横暴さと声高さに危惧と共に怒りを覚えます。何より、その主張はただ自らの欲求と意図の具現化以外の何物でもないからです。南シナ海での領有と海域支配のあり得ない進出・侵害行為にその本性を見ることができます。近隣のフィリピン・ベトナムなどの小さな怒りと主張を聞く耳は持たず、また広く国際社会での発言の機会も得られていません。

私たち日本人と日本国は他のアジア諸国と連携し、いえ、連帯して強大な欲望の国、中国に立ち向かう必要を感じさせます。その範を示す意味でも、歴史的な事実と経緯、暴力や数と声にものをいわせた一方的な行為に対する非難と戒めを今開かれている国連総会などの場ではっきりと明確に、そして何度もことばを換え、方法をいくつも選んで他の国々に理解を求めることです。聞く耳をもたない、単なる暴力組織に堕した隣国・中国に冷静な声は届かないからです。

本当の対話ができるようになるまで、中国は相手にしてはなりません。ただいうべきはその横暴な行為とありもしない「正当化」の主張の停止だけです。繰り返しになりますが、国際社会に対する事実と道理に基づいた確かな主張のみが私たちの立脚点であるべきだということです。日本政府だけでなく、一般の国民もそれを認識し、機会あるごとに人々に伝えることこそ、私たち日本人の、憲法で謳われた正義と理想の実現に近づく道だと信じます。なお、写真のトリカブトは、決して、毒をもって制する、という意味ではありません、念のため。