地方議会の現状2011年07月01日 09時04分54秒

ネムノキの花
先月末頃から咲き始めていましたが、今朝のネムノキの開花は実に晴れやかで、これから夏ですよ、と告げてくれているようでした。まだ木によっては咲いていないのもあり、荒れ地などに多いこの木の姿はいかにも夏らしいのです。変わり目のこの時期、待宵草も多く、二次的などころか人工的な環境を一方で象徴しているかのようです。

隣町の議会は立地市町村のひとつとしてどう判断するか注目されてましたが、脱原発意見書は不採択となり、相変わらず現状維持を望む市長を筆頭にした原発受容の空気は変わりませんでした。隣接市の2つはどちらも脱原発意見を議決し、原発政策の見直しを求めています。そしてわたしの住むこの町もまた、原発運転再開を認めようとしています。何も現実には変わっていないのにもかかわらず。

はっきりと分かれたこの立場と意思の違いはお金に違いがあるのでしょうか。この町でもまだ箱物の建設が進んでいます。これまでに造ったものの維持管理費、一部の被雇用者、愚かな一部住民のごり押しや脅しが通用しています。公論を立て、議論すべき各議会のあまりの方向性ありきの姿勢には幻滅させられます。運動も行動も起こしにくい状況を打破していかねばこの地域は壊れます。

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