美しさの対極2011年07月04日 08時16分26秒

カワセミ
けさ川を見下ろしていて久しぶりにカワセミを見ました。「宝石」のことばどおり、飛ぶ姿も止まっているときもとても目を惹く色合いの美しさです。でも水量はここのところ減る一方なのです。水不足が心配されます。おぼれかけていたこどもたちを助けようとして60代の男性が亡くなった、という報道をみました。とても正義感の強い方だったそうです。さるところではそういった人もいるのです。これも人間社会の美しさの一つでしょう。

翻って、こちらでは反対に醜さ、汚さ、貧しさの横行がめだちます。3つの「戒律」、1)弱い 者いじめをするな、2)卑怯なことをするな、3)人を欺く嘘をつくな、を理解しないやからが大手 を振って歩いています。嘆かわしい限りですし、された人(大抵、少数、いえ、絶対少数)の気 持ちや心の障害は著しいことを鑑みれば、とても許容できるものではありません。

よくいわれるように、教育の価値、とはその為すべき、そして成されるべき姿のつましさと美し さの中に見いだされるものです。その為すべき効果を期待できないおとなたちが(見かけは、で す)大手を振って歩いているのです。おぞましいことです。かつて、学校において成されたはず の教育は全くその価値と意味を失ってしまったかのような社会の有り様をみるにつけ、いったい 何をしてきたのか、これからどうすべきか、考えれば考えるほど悲しくなるばかりです。

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