冬の夕暮れ2010年01月02日 19時24分20秒

夕陽
今日も雷鳴轟き、あられも降った朝でしたが、次第に気温も上昇、とはいっても2℃ちょっとでしたが、それでも雪は降らずにみぞれとなり、午後には雨に変わりました。午後3時前から晴れてきて、雪明りとは違った、本物の明るさにとってかわり、夕暮れも写真の夕陽を見ることができました。初日の出こそ拝めなかったものの、こうして冬の夕暮れを染まった西の空で仰ぎ見ることなどなかなかありません。

まだ雪は残り、べた雪ながらも道路も半分溶けた状態で歩きにくく、冬とはいえ、あまり喜ぶことではありません。もちろん、雪が降るからこそのこの地域、地方の水の豊かさと潤いを保つ風土を形成しているのですが、現代の生活にとってはやはりこの積雪は障害となっています。静かに暮ゆく正月の夕時は冷たく、特有の情感を醸し出しています。今とは違った環境の創造が求められます。

夕陽は悲しいものですが、一方であすへの希望や期待、気持ちのつながりを教えてくれます。あしたこそ、の想いを抱かせる夕陽の光の穏やかさと安らぎと遠くを見通していけるような、そんな思いに駆られます。いつか、ではなく、間違いなく、明日なのです。時間は非可逆ですが、必ず進みます。それこそが生きている証かもしれません。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
「山路を登りながら、こう考えた。」で始まる小説の作者は誰か。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://midori.asablo.jp/blog/2010/01/02/4791824/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。