麻生首相の唯一の正論2009年02月14日 19時33分23秒

籾殻溜
不人気以上に叩かれている麻生氏ですが、今回の失言は喝采ものでした。郵政民営化に実は反対だった、それは正しかったからです。これに連なる一連の「小泉改革」あるいは「構造改革」などはまさに愚劣極まりない失政、失策であるばかりか、日本の社会や経済をだめにしてしまうところまできているからなのはもう、今ならいやでも誰もがわかり始めてきているはずです。ブレーンの竹中平蔵氏に中谷巌教授は誤りだったと反省を求め、自ら懺悔したことなどすでに多くの論者ははっきりと間違いぐらいではないことを指摘しています。

なのに、小泉氏をはじめ、中川氏、武部氏などの議員先生たちはまだ目が覚めません。麻生氏を笑う資格があると思いこんでいる愚かさは表彰ものでしょう。麻生首相こそ、馬鹿な元首相や金魚の糞のような議員たちを嗤って一喝すべきです。もう、ここまで落ち込んだなら開き直って正直に思いの丈を言えばいいのです。ため込んでいても、言い訳や説明などをしなくても、ましてや媚びを売らなくても、もう、かまわないではないですか。もっと、自民党の愚かさを国民に明らかにすればいいのです。そうしてこそ、自民党最後の総理大臣として名を残せます。

昨日のNHK総合テレビ夜7時半からの「地域発!どうする日本危機の自治体」では自民党や何もわかっていない官僚の「改革」や思考がいかに日本とその社会経済をだめにしてしまったかを具体的に伝えていました。溜めたのは借金と窮乏と疲弊です。籾殻になってもまだ気づかない政府官僚の馬鹿さ加減にはあきれる以上に怒りがわいてきます。特に抜け殻のようになった地方と自治体の現実はあまりに悲しく、絶望的な将来すら想像されます。現実、現状を直視しない、できない、想像すらできないろくでなしの小泉元首相に騙された国民は今度は決して許してはなりません。

--- CLICKで少し拡大します ---