変わらない思い2011年11月02日 07時11分57秒

二つの岬
遠く、岬を望む海岸からはその茫漠たる海が広がり、なお悲しみは深く沈んでいきます。これから、と思うばかりの日々にどうしていたずらに時間ばかりをなくしていかねばならないのでしょうか。ヒトの寿命には限りがあり、その瞬間刹那はかけがえのない命の発露なのです。誰にも、奪う権利も壊す権利も、ましてや否定する権利もありません。人生に待ち時間はありません。

歩きながら考えることが増え、それはそれで脳の働きを高めるのですから好ましい結果なのですが、思い悩むことの方が多く、それは外を歩くという健康を求め維持する行為の対極にあることになります。それを解消しようと、たとえば創造の作業に至るときに妨げとなることがなければよいのですが、得ることができないのです。

なんとかしてうっちゃろう、除こうとして四苦八苦し、様々な所為で変えることを試みるのですが、またぞろ、邪魔がはいるのです。そこで、怒りが沸き立つのです。すべてを変えることこそ、明日の希望です。