全く何もない、でも算盤2010年01月27日 18時47分09秒

そろばん教室の看板
今日は朝から快晴、ですが南風は強く冷たく、やはりまだ冬なのだと実感させられます。でも雪はおおかた溶けて、山の近くに残っているだけです。その近くの集落で写真のそろばん教室を見つけました。今どき珍しい習い事です。昔は、いえ、私自身、子供の頃通っていました。確かに、暗算は速くなるし、算盤がなくとも机の上で四則演算ができて小学生の頃は重宝しましたが、果たして、今はどうなんでしょうか。実態を知りたいものです。

子供たちが空疎な関係において構成された集団に存在するとしたらそれは社会の危機です。互いを理解し合い、尊重し合う、そんな環境を形づくれるように私たちは配慮してあげる必要があります。

何もない山のふもとの集落や村ですが、そろばん塾があったのは驚きでした。いまさら、という気もしないではないですが、そういった子供たちの触れ合う場や環境こそ、変な関係でない正常な接触と会話や対話の生まれるコミュニケーションの大切な形です。健全な心の発達の場として機能していくことを祈りたいものです。