自己決定の権利2010年01月24日 20時20分08秒

オオバンのつがい
今日は朝こそ降っていましたが、急速に好転し、9時過ぎには晴れてきました。午後は快晴、それで湖の方に出向きました。久々に広い風景に接して気持ちの良い午後を過ごせました。冬鳥として(多分、夏はあまり来ませんので)かなりの数のカモ類やなんかが飛来していました。特にホシハジロとキンクロハジロは合わせて数百羽いたでしょうか。何割かがばたばたと飛び立つ様はなかなかです。五湖の中心の一番大きな湖では静かで、じっくりと見られました。注目は写真のオオバンです。黒っぽくそれでいて白いくちばしが光って目立ちます。

私たちは何をどうするかは私たち自身で決める権利があります。ここは日本です。また、民主的で進んだ憲法を最高法規に持っています。それを持ち出すまでもなく、当たり前の権利として、基本的人権は人類普遍の権利であり、日本のどこにいようと、どんなに住みにくい土地であろうとも、脅迫や暴力、陰のささやきや暗い心に関わりなく、当然に守られまた永遠にいつでも持ちうるかけがえのない命と同様に保持し続けることが保障されています。決して、どこかの第三者の恣意的な影響やましてや「命令」とか強圧的な主張などによって左右ももちろん剥奪もされません。絶対に。

私も含めて、何をどうするかはその場でその意思により第一義的に決定されます。犯罪行為も迷惑行為もしていない以上、咎めも拘束も束縛も、そして抑圧もされません。その決定はその人自身にあるのです。もしそれをやみくもであっても純粋無垢の特定の個人を排撃するとしたら、その人を傷つけるくらいではなく、明白な差別であり、人権の否定なのです。