暖かな家2010年01月26日 19時39分30秒

冬の陽の家
11時頃からでしょうか、晴れてきて寒いながらもからっとした天気になりました。やはり、お日様の光は絶大です。あたるととても暖かく、陰ると一気に冬になります。もう、雪はごめんです。あられもみぞれもいやです。でも、この地方ではやむを得ない天候です。ただ春の到来を待つのみです。ですから、余計な障害はごめんです。

外仕事でまた見つけました。暖かな日射しを受けて犬も喜ぶ晴れの日の家です。写真はうまく表現されているかどうかはわかりませんが、いっぱいに陽光をうけた家の姿はおわかりになると思います。こういう風景は心をも和ませます。午後はそんな日射しに包まれて穏やかに過ごしたいと心から思うのです。暖かな家庭であればもう言うことはありません。

大切なのはその存立を保障し実現ならしめる社会の維持と存続と進歩です。そのひとつの方策として、倫理観念を育てるという活動があります。共に生きるためにそういった倫理を理解し、社会の真の進歩に貢献しうる人々を心ある人たちが育てていただきたいものです。それがまた新たな「暖かな家」を創るのです。互いを心から見つめ合い、尊重し、かけがえのない命を卑しさ、醜さ、幼さから守り育てる、そんな環境こそ何よりも求められます。そこになければならないのは暗黙裡に存在する人類の叡智によって培われた基本的な規範や人の道です。それが空気のように存在する、そんなそれぞれの家を創ることこそ進歩なのだと信じます。