強風の連続2006年05月27日 19時39分41秒

今日も南風が思いの外強く、きのうからやみません。このところ、降れば土砂降り、吹けば大風、揺れれば野分け、といった感じで夜もおちおち寝ていられないくらいですが、この傾向、どんどんつよくなってきているように感じています。冬の季節風は確かに強く、春先の南風も強いのが常ではあるんですが、ここ数年の風の吹き方は肌で感じるほどに勢いを増してしかも、その継続時間が長くなってきています。

山裾や物陰、建物などの間、盛り土の下など、風の当たらない場所も案外とあって、そこで猫たちが昼寝をしていましたし、蝶やトンボもそんなところを選んでやってきていました。避けられる空間を選ぶのは「誰しも」同じなんですね。そこにはいろんな匂いや香りなんかも入ってきて、ちょっと立ち止まるといい空気に包まれるようで、しばし、ささやかなしあわせを感じたりします。

見境の無い強風に吹かれると、こういった気候の変動の直接的な現れの一例が著しく受けとめられるところです。極端さ、区別の無さ、長さ、これらは着実な警告となっているのです。ほんとうに、いますぐにその原因を減らす行動に取りかからなければ、危険です。