濃霧、つづいて暑さ2006年05月09日 19時45分09秒

今朝は昨夜以来の霧雨によるのでしょうか、日の出と共に濃い霧に覆われました。限りなく強度2、に近い見通しの悪さで異様な感じでした。

0500-0820
視程 NW 0.3km, NE 0.3km, SE 0.3km
強度 1

きのうとは異なり、どんよりと充満していて、この平野一帯、等方的な静かな霧でした。どの方角も同じように見えなくなり、少し小高いところは100mくらいで消えてしまったくらいでした。さりとて、きのうの最高気温は16℃ほど、今朝の最低気温も14℃ほど、とそれほどの低下はみられませんでした。主因は霧雨の降りしきる湿度の高さによどんだ空気の圧搾のような状態や作用ではなかったか、と推測しています。よく使われる霧の成因の分類は個々の原因を示しているのですが、その複合的な発生が実際に見られ得ることは気象台の解説記事にも書かれています。精密な観測や測定はもとよりできかねるわけでこの発生要因は未だ不明です。

この後の暑さはやはり、この時期としては異様な感じがしました。南風が吹き、気温は霧が晴れてから次第に上昇、昼過ぎには24℃に達しました。確かに晴れたのですが、心は晴れません。どこか、まやかしにあったようで、こういった日々がつづくのはいかにも、というところです。知りたいことは知らされず、ただ一方的に上意下達的にあっても説明のみ、では困ります。やり方を変えねばなりません。