アキアカネはどこへ行った ― 2009年10月01日 19時52分43秒
前にも記事の中で触れましたが、赤とんぼはほとんど(私の見た限りではすべて)ナツアカネでした。今日も元池(ため池もどき)の周囲に群がっているのはすべてナツアカネです。アキアカネはどこへいったのでしょうか。このあたりだけならいいとはいうものの、いえ、それだけここも住みにくくなったのです。とりわけ、トンボたちにとって、水路のほとんどない田んぼだらけに「改良」されてしまった現在、卵を産み付ける場所もそんな水辺も見当たらないのです。
由々しき事態はなお進行中です。掘らなくてもいいトンネルを山のどてっぱらに突き通してしまうかと思えば、新たに自動車専用道路を山の上に架けて通そうという工事が始まっています。どこか、変です。こんなことをいつまで続けるつもりでしょうか。何もかも、破壊しつくして、景観を台無しにして、故郷を踏みにじって、生き物たちを追いやり跳ね飛ばして、そうやって命を縮めるつけは私たちに返ってくるというのに。
美しかった湖の岸辺もまた、破壊され、コンクリート護岸という世にも愚かしい姿に造り返られました。かつて、ヒヌマイトトンボの日本海側の生息地としても貴重だったその岸辺は無残で、さらに湖の水を汚してしまっています。そう、浄化作用が働かないのです。いくら、湖にEM菌を投げ込んだところで一時しのぎにしかならないことをわからないのです。どれもこれも、なにもかも、奪うことしか頭にないからそうなるのです。いつになったら目が覚めるのでしょうか。
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