破壊の跡2006年12月07日 21時31分33秒

緑と水を踏みつぶした破壊の跡
ここはそれまで、山の斜面から続いた湿り気のある場所で、水がしみでていたところです。以前の記事でも触れたとおり、ちょっとした湿地状になってしまったせいか、イトトンボの仲間が幾種類も飛び交っていて、入れないからこその格好の観察地ともなっていたのでした。

なのに、その水の広がりと溜まりが気に入らないのか、誰の指図かしりませんが、二人のおっさんと小型の重機を運び込んで周辺を含め、整地とコンクリートの三面溝(いわゆる側溝によく使われるやつ)をぶち込んでしまったのです。

自然のままにしておけばよいものを、なんでこうも懲りずに改変し、破壊するのか、理解できません。無理矢理に溝を付けても、水は周囲一帯の滲出により形成されているため、またもとのもくあみとなることは明らかです。計画した者も作業者もそれを命令した者も何も見ず知らず、考えずに行ったことは明らかです。どうして、こうも、彼らは愚かなのでしょうか。なぜ、こんなことばかり、繰り返してお金まで無駄使いするのでしょうか。