匂いの正体は2006年07月03日 21時09分00秒

アカメガシワの花
海岸近くの道まで含め、山辺や端、土手などの横道を歩くと匂ってきます。何なのか、遠くを見通してもよくわからず、かといってすぐ上や横っちょを探してもはっきりとせず、でちょっと悩んでいましたが、今日山の中少し入った時点で判明しました。意外に上品で臭くなく、木の花の薫り、に近い匂いはまた意外にも、アカメガシワの花の盛りだったのです。

漂うのが広範囲で捉えにくかったわけですが、一帯、取り囲まれてはっきりするものです。花火のように球状に開いた花をつけている部分が特によく匂います。その数が多く、しかも生えやすい場所ではいっぱいに広げているものですから、かなりの匂いとなっています。今までこの木がこんなに匂う時期に通ったことがなかったので気づかなかったのです。アカメガシワといえば、広がった葉の上に暗赤色の小葉を数枚つけた形でよく知られていますが、ほんと、意外でした。

誰しも、その特徴を特徴的と思いこみ、それ以外を見逃したり見過ごしたり、全く考慮にいれなかったりして本質を見失う陥穽に陥りやすいのです。これははなから違う、と決めつけ、それ以外が目に入らなかったり気にとめなかったりすると過ちをおかしやすいものです。余計な、不必要な、さらにはあってはならない先入観などを抱かずにただ見つめ、感じること、これこそ基本です。再認識の時でした。

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