咲き始めたハマゴウ2006年07月28日 21時22分29秒

ハマゴウの花
海岸のすぐそばまで常緑樹のようにいつも黄緑色の葉を茂らせて覆っているのはハマゴウですが、やっとその紫色の花を咲かせてくれました。夏の暑くぎらぎらした太陽の下では目立ちませんが、どうして、きれいなもんです。

朝の光の中、砂地に顔を出すしっかりとした色づけ、出で立ちは夏の到来と共に際だつはずです。なのに、咲き尽くすとその白みがかった風景はちょうど煌めく海と輝く日の光の中に埋もれてしまうのです。でも変わらずにこの風景を今年も見られるのはやはり喜びとすべきでしょう。

夜のNHK総合テレビ(ナビゲーション)でパロマの瞬間湯沸かし器の事故を取り上げていましたが、その「改造」が単に2端子間を短絡させるだけ、というのを初めて知り、あきれてしまいました。こんなことで変わらずに迎えられたはずの季節を前にして悲しみにくれた人たちは救われません。注意不足、徹底不足、というよりも、構造的欠陥とともに、設計上の本質的過失あるいは誤りであるとはっきり感じました。そんな構造にして製造し、「改造」を防ぐ手だてを講じなかったのは明らかにパロマの基本的な誤りです。もっと非難され、責任を追及されてしかるべきです。