荒れ地のジョウビタキ2007年11月04日 21時07分29秒

荒れ地の上のジョウビタキ(メス)
近年の荒れ地化の進行は目を覆いたくなるほどです。また、積極的に荒れ地を造り、そこを土木工事の作業資材置き場にしたり砂や土、砂利などを置いておいたりする連中もいます。そんな荒れ地にも餌を取りに入ってくる鳥たちは多く、秋からはジョウビタキも仲間に入りました。

生い茂る草は私たちの背丈を超えるほどで、とても道になっているところ以外は入れませんが、そこは鳥たちにとっては格好の餌場なのでしょう。潜行している時間の方が長く、時に上に出て周囲を見張っています。移動もその草の上を水平にするのです。クルックルッという低いうなり声を発しながら活動するのがこのメスの習性のようです。

ほかに、鉄道の盛り土になった草地も鳥たちのにぎわう場所のひとつです。ここもまた、ジョウビタキが上へ下へと移りながらの活動場所になっています。荒れ地なればこそ、だと考えるのはしかし、考え物です。もっと、自然な環境こそ回復させるべきなのです。
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