二重の虹2007年11月11日 21時08分30秒

二重の虹(北側)
午後、山に入った帰り道に俄雨に降られました。通り雨で濡れたのは少しばかり、一時的なものでしたが、それがよかったのです。西の空には太陽が照っていて東の水滴などに向かったわけです。きょうの虹は見事な色で、しかも弧を描いて山から山へと架かって見えたのです。

虹が出てから5分後くらいだったでしょうか、両端のさらに上にもう一つの虹が架けられました。これは少し薄く、写真ではさらに薄くてちょっと見づらいのですが、はっきりと同心円になって見えていました。なかなか見られませんからこれは歩いた時間帯との巡り合わせで、ちょっと得した気分です。

よく写真を見るとわかりますが、二番目の虹(副虹)は内側が赤で外側が青(紫)で、明るい虹(主虹)とは逆になっています。これは反射する回り方(向き)に違いが出るためだそうです。また、明るい虹の内側の明るさにくらべて虹に挟まれた部分は暗くなっています。アレクサンダーの暗帯というのだそうです。

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