ソヨゴ実る ― 2007年11月16日 21時34分55秒
山道に沿う場所にいくつか、このソヨゴが育っています。特徴的な波打った厚めの葉ですぐにわかります。そして、秋、赤い玉をほいっ、と放り投げたような長い柄のついた実をつけます。道にせり出していて上から被さってくるものですから、おおっ、となってしまいます。
葉ごとの実は意外に多く、それでいて残ります。おいしくはないのでしょう。もちろん、私は食べません(食べられません)。ちょっと暗めの道に赤く映えるのは木漏れ日のせいだけではないのです。
秋の実りの季節、いつも寂しく感じます。翻って、私はここまで、何を実らせ得たのか、自問してみても何も浮かびさえしません。何も残せないとしたら、何のために生きているのでしょう。まだ、それでも、先を見す越すことなどできませんし、するものですか。** CLICK で拡大します。 **
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