センダン、色づき始める2006年11月04日 21時04分45秒

黄葉の栴檀(センダン)
山の麓、栴檀(センダン)の色が黄色くなってきました。葉はまだあります。そのうえに、黄色い実がたくさんついているのが遠目にもわかります。周囲はまだ緑ですが、はっきりとわかるようになってきたのはうれしいものです。

このあいだから言及していますように、この秋、長く暖かな晴天が続いて、どこか秋らしくないような気温と陽気で、いつもなら11月ともなれば山々は彩り豊かになるのですけど、ほんとうに今年は何と言うことでしょうか。赤い葉はごく一部の、たとえばヤマハゼなどに限られ、むしろ濃い緑の占める今はまだ入り口にもいないようです。

朝はそれでも10℃ちょっとで冷えてきていて、昼間との日較差は10度を上回ります。これからもっと冷えれば紅葉、黄葉も進むでしょうけど、太陽は確実に昔通りに高度を下げて、朝の光も赤みを増し、光量も減ってきているようです。やはり、この温暖化をまさに肌身で感じさせているところに山の神の教えがあるのでしょうか。