好天の湖畔 ― 2010年11月03日 18時47分51秒
雲は多めで射し曇りしがちでしたが、青空も広がり、北風ながらもいい天気でした。それで、午後は湖に出かけました。カモ類がとにかく多い。最初は数えていましたが、そのうち数えられなくなってしまい、後は写真まかせ。種類も少なくとも6種類はいたでしょうか。遠いのではっきりとは識別できず、実際にはもっと多かったと思われます。
そして、湖畔の鳥がいつもこの地域は特徴的です。単独でいるところを見つけることがままあり、そういった環境なのだ、と得心がいくのです。普段は静かで、まあ、鳥獣保護区に指定されていて猟銃使用禁止の地域ですが、国定公園ながら以外に落ち着いていて、訪れる人たちは湖にばかり関心がいきがちです。周囲の急峻な斜面や引っ込んだ湾口などに意外に珍しい鳥たちがやってきて羽を休めるのです。それで、今日の野鳥は写真のノドグロツグミらしき一羽です。
前にも記事にしましたが、やはり、虚心でそのままの姿勢こそ出会いの機会を与えてくれるのです。変に、見つけてやろう、とか、ましてや自慢するために、などといった欲望をもってはなりません。ただ歩き、ただ自然の中に身を置いてその環境に自身を同一視するかのように溶け込む、そんな気持ちでいることが偶然とはいえ思いがけない出会いをもたらすのだと信じます。まあ、美しい人に出会えれば何よりなんですが。* 写真の鳥はクロツグミだそうです。
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