猿の橋 ― 2007年11月01日 21時38分52秒
生きるための活動は知恵を生み、育てるのです。とりわけ、知能の発達したサル達には人間の活動による人工構造物や設置物は格好の道具や手段を提供してくれる物です。と、大げさに言いましたが、ちょっとしたものがちょっとした工夫でどうにかなるのはヒトもまた、同じです。
といって、たいしたことではないのですが、東の山と北の山は鉄道によって分断されています。その間を架けるのが電線で、わりに太いせいか、サルたちはこれを橋代わりに使っています。よく落ちてしまわないもんだと感心しますが、そのバランス感覚は天性のものでしょう。
北の山にも東の山にもそれぞれ、固有の群れがいるのですが、縄張り領域は重なっていないように見えます。北の群れは主に北の山と東の山の北の部分(城山)を主に、別の群れは大きく上った山腹の広い領域にいます。もっと南にはまた、別の群れも東の山ではいて、私自身は未確認ですが、裏側にもいるのは間違いありません。交流はあるのでしょうか。コメント
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