環境負荷最大の発電 ― 2007年01月13日 21時27分27秒
最も環境に対する負荷・影響の大きい発電は何か、と問われれば、間違いなく原子力発電だと答えます。最も経済的に割に合わない発電は何か、と問われれば、間違いなく、原子力発電だと答えることになります。どちらも、間違いなく正解です。
それらの理由はいうまでもありません。熱源として核分裂による発熱を利用する、でもそのために最もやっかいな原料として放射性物質を使うのです。燃料としても、さらに残った後のかすもまた、周辺の物質をも含め、事実上、永遠に消えない放射能を帯びた形でどんどん、増え続けるのです。未来をそれ自身で奪ってしまうのです。その発電所の建設と維持・点検・安全確保などのためにどれほどのお金が必要でしょうか。いずれ、どう詭弁を弄しても、廃炉になるのは避けられません。そのための費用とまたまた大量に発生する高レベル放射性廃棄物の処理、その存在自体と費用は恐ろしいほどです。
最大の問題は、こういった基本的な事実をマスメディアも、教育機関もありのままに伝えていないことです。さらには、それらは安全性がどうのこうのよりも、遙かに重大な問題を抱えていることをもっと声高に、頻繁に繰り返し述べる必要があります。あまりに、とりわけ都会の電力消費者たちは無関心過ぎるからです。映画『東京原発』は部分的に問題はありましたが、それなりに意味と価値がありました。せめて、この程度は知らしめるべきです。
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