街灯のLED化2013年09月24日 21時29分19秒

LED街灯
昨年もある小さな町で、通学路を中心とした道路にある街灯がLEDにされていた、という話を記事にしましたが、今現在住み、仕事をしている町もLEDの街灯を設置していることに今朝、初めて気づきました。特徴は、電灯に比べて明るく、照明範囲が広く、(たぶん)電力量も少ないだろう、といったところでしょうか。おそらく、その明るさの持続時間は電灯より長く(長寿命)、耐候性に優れ、故障や「切れ」も著しく少ないだろう、といことは期待されたとおりとされています。

一方、その導入コストは大きく、これのみによりなかなか広く使われていない理由なのはこれも誰しもが分かっていることです。ただこれから先や電力消費の点を考えれば、初期投資の大きさは補って余り有る、といえることもまた、誰しもが知るところでしょう。

景観やモダンな印象は意外によろしく、うらぶれた感じの電灯や暗い道を思うと、どんどん、導入して欲しい、と強く感じます。古くさい町中に現代的な風景を取り入れる、そしてそれを広めることで衰退の一歩を辿るこの町にも新しい時代を予見させてくれます。違ったものの導入や昨日と違う明日を築くためにも異質とさえ言えるかもしれないことを進んで招くことにためらいや忌避あるいは排斥的な感覚をもつことは百害あって一利なし、です。文明開化の光のような感覚に襲われた朝でした。

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