大型台風2013年09月16日 20時29分58秒

警戒水位
予想通り、強くはないものの、勢力範囲の広い大型の台風18号は日本列島を直撃しました。その爪痕はテレビでさんざん放映されているので省くとして、とりわけ雨の継続時間と降雨量の多さはやはり特筆ものでした。各地での氾濫や土砂災害、副次的な交通のストップなど、日本にとって、地震の次に恐い自然災害です。

実家に帰っていて、雨の間中、家からはほとんど出られませんでした。やみかけたときに川の様子を見にいきました。写真のように、普段なら5mほど下を流れている川はほとんど岸の水準まで迫っています。おわかりでしょうか。橋脚の赤い目印を超え、警戒水位となっています。岸の道路から上までは2.5mですから、50~60cmまでだということです。少し上流の観測点では2mほど余裕があり、通行禁止とされたものの、氾濫はなかったのです。

数十年に一度、とか気象庁は脅していましたが、水量は確かにここ数年なかったかもしれません。この頻度と程度の繰り返しにストップをかけるべく、原因から見直さなければ危険です。