寒い、ほんまに寒い2009年12月18日 20時22分23秒

今日は昨日より気温自体は高かったのですが(それでも3℃でしたが)、風の冷たさときつさはただものではなかったのです。きょうも外仕事(調査)で吹きっさらしの屋外です。山からは風は吹き降りてくるし、北からもまた吹き付けるのです。おまけに時折の横からの雪。やみ間を縫っての仕事でした。11時半前から前も見えなくなり、退散しましたが、冬とはこんなもの、と改めて実感した時間でした。

ちまたでは不況だとか、景気がわるい、だとかいっていますが、そもそもそんな曖昧なことばで、たとえ実感であったとしても言いくるめて事足れり、とすることじたい、誤りです。物が多すぎること、無意味に高いものを売りつけようとすること、経済的社会的な偏りを是正さえしようともしないことなど、その根本に迫る原因と理由の追及をおろそかにしているところに問題があるのです。

以前にも記事にしましたが、冬の最中の今だからこそ、その寒さを感じるならば何がそこに潜んでいるのかを考え、本来あるべき、いえ、これから還るべき、そして変えるべき社会の仕組みと形態を創っていくまたとない機会ととらえることです。世界に先駆けて私たちがその範を示し、新たな枠組みと方向性を示していくとき、私たちの新しいあるべき姿を現実の物とできるはずです。明日を信じていくために。