大切なこと2011年10月10日 16時24分31秒

餌を取るチュウサギ
「昔」、「それがいちばん大事~♪~」という歌がはやったときがあります。その主題(テーマ)は、「信じること、信じ抜くこと」でした。実際に、私たちがその存在をかけて生きるとき、周囲や社会の動きや揺らぎの中でも決して忘れてはならないことは、その歌の歌詞の中でもあるとおり、惑わされずに思いを貫くことであり、心から信じることのできる、変わらないその人(の思い)を信じて共に歩むことです。

若い人たちに言っておきたいこと、言い続けたいことに、次の3つがあります。

  • 陰口をたたくな、
  • 卑怯なことをするな、
  • 人を欺く嘘をつくな。
そして、いうまでもなく、これらに加えて、
弱いものいじめをするな
があります。信じたくとも、信じていても、時として、あるいはかなしいことにしばしば、騙されることが往々にしてあります。それでも決して、これだけは譲れない、これだけは守らなければならない、そんなことが誰にでもあるものです。それは私たち自身を悪や欺瞞、暴力や抑圧から自由であるために必要なことです。そして、信頼できるひとがそうであることをはっとして気づいたとき、そのひとを、そのことばを揺るぎなくその人生をかけてきた姿とともに、信じ抜くことです。

人間としてやってはならないことを平然とする人たちもいます。同調せず、動じず、自身を貫くことのできる、精神的に自立した大人になることを示さなければなりません。寄りかかっていてはなりません。自ら知り、行動し、獲得することです。そして嘘を見破り糾弾することです。正すことを忘れてはなりません。