また冬が2010年02月03日 20時29分10秒

朝はさほどでもなく、時折さぁーっと固まった雪が少し落ちる程度でなんでもない始まりでした。でもその後は照りながらもときどき雪やあられとなり、午後には一時的に、約1cmから3cmほどの降雪となりました。すぐに溶けてなんでもない路面で、地面や屋根にはうっすらと残った程度でした。帰りはなんでもなく、自転車をすっ飛ばして駅に向かうことができました。

もう雪はごめんです。って前にも記事にしましたが、実際、いやになります。この地方の宿命とはいえ、この冷たさ、寒さや暗さには辟易しています。いえ、そうでなくとも訳のわからないことばかりがまかり通るところでうんざりしているくらいではありません。雪は溶けて無くなりますが、人の醜さ、卑しさ、矮小さ、狭い了見、愚かさなどはなかなか改まりません。教育が何も効果をあげていないのです。

繰り返される冬、繰り返される愚行、繰り返される幼児性、この社会の自浄作用も進歩へ向けての歩みもとまったままです。いったい、なんど同じ誤りを繰り返せば良くなるのでしょうか。旧西ドイツのワイツゼッカー元大統領ではないですが、『過去に目を閉じるものは未来に対しても盲目となる』のです。ほんとうに、そのとおりです。