オス・メス違いの草藪2008年03月06日 20時32分01秒

シラガホオジロとカシラダカ
同じ盛り土の上の冬枯れの草藪の中、シラガホオジロのメスとカシラダカのオスがいました。それぞれを撮り、合わせてみました。なんせ藪ですから、光の加減で色合いがうまくでません。でも、上の方で同居(いえ、ただとまっていただけ)している様子で南を向いた彼女と東を向いた彼が居心地不安な感じです。

同じホオジロ科の2種、ほかにホオジロも多く、賑やかな場所です。ここ数日はかれらとシロハラの占有地になったようで、餌も少ないこの斜面に何の用で群れるのか、これからの縄張りを主張せんがためでしょうか。併せて数十羽、混交した生息形態は何を意味するのでしょうか

安心感は鳥にもあるはずです。似た種ながら、明らかに違った姿を持つ存在の、互いの意識的・感覚的な交流が群れや共同の発生の源となってはいないでしょうか。人間にしても、お互いの違いを直に知り、その接触と認容の中にだれをも疎外しない、させない環境こそ、むしろ大きな成長・発展・進歩と維持に必要なのです。

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