ビルマ民主化運動の結実を切望2007年09月30日 21時13分16秒

結実したハスの花
またも、ビルマ(ミャンマー)の軍事政権はその一方的で圧倒的な兵力、つまり暴力で民衆の力を封じ込めました。国連特使の働きが功を奏することを祈りはしますが、それで何かが変わるとは思えません。在日ビルマ人の声からも、もはや軍事政権の打倒・解体しか道はないのです。でも、あまりに無力です。もっと、周辺からの逆の封じ込めが必要です。

選挙で勝ちながら、軍の独走・暴走を許してしまった状況の発生を止めることこそ必然だったのです。が、スー・チーさんをはじめとして、強力な全域的な連帯と団結と運動が進まなかったことが残念です。でもいまでも、何百人もの死者を出しながらも人々の意志は強固なようです。私たちもまた、連帯すべきです。昨日の繰り返しになりますが、事実を知ること、伝えることこそその第一歩です。それなら、今の私たちにもできるはずです。ネットがだめなら、放送・電波があります。テレビジャックもやるべきです。

きょう山のふもとの休耕田にいったら、ハスが実をつけていました。この花でもまた、結実します。意志により、行動できる人間たちがその実を結ばせないことなどありません。怒りの高まりこそ、その後押しをしてくれるはずです。何とか、実を結ばせて、ビルマにも民主的な社会を取り戻さなければなりません。